ゴマはすらないと栄養吸収率ゼロ?!

f:id:kanri-eiyoshi-megu:20220128193539j:plain こんにちは。管理栄養士めぐです☺︎

今回はゴマについてのお話です。せっかくならお得にゴマの栄養素を摂取しましょう。

ゴマはアンチエイジング最強食品

小さなゴマの中には、体にうれしい栄養素がたくさん含まれています。

ゴマの栄養素のひとつである「ゴマリグナン」の成分として、セサミンやセサミノール、セサモリンという抗酸化成分があります。この「ゴマリグナン」はポリフェノール系の物質で、活性酸素を取りのぞき、若返り(アンチエイジング)に効果があると注目されています。

さらに豊富なタンパク質、食物繊維、鉄・カルシウムなどのミネラルが含まれています。習慣的な適度の摂取で便秘予防、骨粗鬆症予防、貧血予防などの期待ができます。健康的な生活を送るには必須食品かもしれません。

また、肝機能を改善し、コレステロールを減少させ、脂質代謝の促進など多くの効果と効能が研究により明らかとなっています。

“ゴマすり“必須なワケ

ゴマはそのまま食べると、栄養成分をほとんど吸収できません。栄養素は堅い皮におおわれており、皮のままでは消化もできなく、そのまま体外に排出されてしまいます。一粒が小さいために噛み砕くのは難しいと思うので、ゴマの豊富な栄養成分を残さずとるには、”する“ことが大事なんです。

上手なゴマのとりかた

すりゴマは酸化しやすいので、粒のものを買って、食べる分だけするのがベストです。また、すりゴマを加熱していりゴマにすると、抗酸化物質セサモリンが分解されて、さらに強力なセサモールに変身します。

料理にひと工夫であえてもよし、お菓子に使ってもおいしい、万能なごま! 1日に10g(大さじ1)程度とるのがおすすめです。

f:id:kanri-eiyoshi-megu:20220128193608j:plain 飾りでゴマを使うこともあるかと思いますが、しっかり栄養成分をとりたい場合は”する“ことをおすすめします。