いちごは包丁でヘタを切るとビタミンが半分に!

f:id:kanri-eiyoshi-megu:20220322181208j:plain こんにちは。管理栄養士めぐです☺︎今回はいちごの栄養についてです。

いちごの栄養価

f:id:kanri-eiyoshi-megu:20220322181245j:plain いちごは、風邪予防のビタミンCや、貧血を予防する葉酸などのビタミンが果物の中でもトップクラスです。

ビタミンCはみかんの2倍で、中サイズのいちご約13粒で1日に必要なビタミンC量が摂取できます。

ビタミンCには抗酸化作用があるため、皮膚や血管の老化を防いだり、ストレスや風邪に対する抵抗力を強めたりする働きがあります。

葉酸は、赤血球を作るために重要な栄養素で、貧血予防にかかわる物質とされています。胎児の健康を守るために重要な栄養素なので、妊婦さんには積極的に摂ってほしい栄養成分です。

いちごの栄養をお得に摂る方法

f:id:kanri-eiyoshi-megu:20220322181711j:plain いちごを食べるときはヘタを取らずサッと水洗いしてから食べましょう。いちごに多く含まれるビタミンCはヘタを取ってから水洗いすると50~60%も流れ出してしまいます。

またヘタを取る時、包丁で白い部分まで取ってしまうと、栄養価が大幅にダウンしてしまいます。茎から栄養を受け取るいちごは、特にヘタの部分にビタミンなどの栄養がいちばん詰まっているんです。手でヘタだけを取り除いてから食べるのがお得です。

そしてビタミンCを活かすには、生で食べるのが一番です。ビタミンCは熱に弱く、加熱したいちごジャムや乾燥いちごなどはビタミン・ミネラルが大幅にダウンしてしまいます。また冷凍いちごもビタミンCが損失してしまうので、生が一番お得なんです。

いちごの美味しい食べ方

f:id:kanri-eiyoshi-megu:20220322181820j:plain いちごのおいしい食べ方はヘタ側からです。いちごを食べる時、先端側から食べるのはもったいないんです。先端側の方が糖度が高いので、最後にヘタ側を食べると甘みを感じにくくなってしまいます。ヘタ側から食べて甘みを存分にあじわいましょう。

まとめ

f:id:kanri-eiyoshi-megu:20220322181834j:plain ひと粒は小さくても栄養はフルーツ中トップクラスなんです。おまけにカロリーは他の果物に比べてぐっと控えめです。

いちごにはビタミンCや葉酸が多く含まれていて、その他にも食物繊維やカリウムなどの栄養素も含まれています。

いちごを食べるときは水でサッと洗って、手でヘタをちぎり、生で食べるのがベストです。せっかくならお得に栄養素もいただいて下さいね。