レタスは生より加熱が2倍お得!

f:id:kanri-eiyoshi-megu:20220308171646j:plain こんにちは。管理栄養士めぐです☺︎今回はレタスの栄養についてです。

レタスの栄養価

f:id:kanri-eiyoshi-megu:20220308171730j:plain レタスは約90%以上が水分でそれほど栄養価は高くありませんが、ビタミンCやβカロテン、カリウム葉酸、食物繊維などがバランスよく含まれています。

ビタミンCには美肌効果や疲労回復効果、βカロテンは、緑黄色野菜などに含まれている黄色や橙色の色素で、体内でビタミンA作る手助けをしています。カリウムはむくみ解消に効果的です。

加熱でビタミン&食物繊維をたっぷりと

f:id:kanri-eiyoshi-megu:20220308172006j:plain レタスはサラダで食べるのが定番ですが、実は加熱調理もおすすめです。約90%以上が水分なので、2~3分蒸すだけでびっくりするほどカサが減り、生の2倍以上の量を食べることができます。

レタスはそれほど基本の栄養価が高くない野菜ですが加熱でカサを減らし、量を多く食べると、食物繊維やビタミン類もしっかり摂れます。短時間で加熱すればビタミンCの流失もほぼなしで、芯のまわりに多い苦みも、加熱すれば甘みに変わるのでお得なんです。

レタスをよりお得に

f:id:kanri-eiyoshi-megu:20220308171902j:plain レタスは使用する分だけ、葉を一枚ずつはがして、土が取れる程度にさっと洗いましょう。また、レタスに含まれるビタミンCは、洗いすぎると流れてしまいます。必要以上に洗ってしまうと、食べる前に栄養価が大幅ダウンしてしまうので注意です。

レタスの切り方ですが、手でちぎって調理するのがおすすめです。包丁で切ると、切り口からの酸化が促進され、ピンク色に変色してしまいます。変色しても食べられますが、見た目も悪くなってしまうので、できるだけちぎって調理することをおすすめします。

また、油と合わせればβカロテンの脂溶性ビタミンもしっかり吸収できるので油調理やドレッシングと一緒に食べるとお得だと思います。

レタスの寿命を延ばす秘訣

f:id:kanri-eiyoshi-megu:20220308172229j:plain 一番手っ取り早い方法は芯に2~3本のつまようじを刺すことです。芯にある生長点を壊すことでレタスも1週間くらい保存可能になります。そのほかにも芯の部分に小麦粉をまぶす方法があります。水分が蒸発しにくくなり、シャキシャキのまま長持ちします。

あとは、水に濡れたままだと鮮度が落ちてしまうので、しっかり水分をふいて保存しましょう。