骨つき鶏肉はお酢煮がお得!

f:id:kanri-eiyoshi-megu:20220311174020j:plain こんにちは。管理栄養士めぐです☺︎今回は鶏肉とお酢についてです。

骨つき鶏肉の特徴

f:id:kanri-eiyoshi-megu:20220311174127j:plain 鶏肉は肉の中でも脂肪が少なく、高タンパク低カロリーでヘルシーな鶏肉です。その他に、カルシウムやコラーゲンが豊富で、カルシウムは手羽やもも肉と比較すると、4倍もの量になるんです。

美肌を助けてくれるコラーゲンは手羽と同じくらい、骨つき肉にも含まれています。また骨の周りの肉は、細胞が壊れにくいために水分を保ちやすく、時間がたっても柔らかいままなんです。そこに旨味も多く含まれています。骨つき肉をおいしいと思うわけはここにあります。

リノール酸などの多価不飽和脂肪酸も多く、それらは動脈硬化血栓を防ぎ、血圧を下げるほか、LDLコレステロールを減らすなど、さまざまな作用を持っています。

お酢の特徴

f:id:kanri-eiyoshi-megu:20220311174702j:plain お酢は、内臓脂肪の減少を助けてくれたり、高めの血圧を下げてくれたり、食後血糖値の上昇を助けてくれたりなど、健康やアンチエイジングにいい食品です。その他にも疲労回復効果もあると言われています。お酢の主成分である酢酸が、疲労物質を体の外へと出すのを助けてくれます。

1日大さじ1杯が目安と言われています。

骨つき鶏肉×お酢がお得

f:id:kanri-eiyoshi-megu:20220311174817j:plain 骨つき鶏肉を調理する時におすすめなのが、お酢と一緒に煮ることです。お酢の力で骨の中のカルシウムが煮汁に溶け出し、水煮に比べてカルシウムが1.8倍以上にもなるからです。

お酢の力でビタミンやミネラルの吸収率もUPするので、水煮ですと30%しかカルシウムを体内に取り込めませんが、お酢煮だと2倍になるんです。コラーゲンも通常の1.4倍になります。

鶏肉に含まれる粘膜強化、免疫力強化のビタミンAもより吸収できるようになります。健康にも美容にも、お酢を活用しないのはもったいないことだらけです。

ちなみに、お酢は鶏肉だけではなく、小魚の骨も溶かしてくれるので、イワシ等をお酢煮にすると、カルシウム摂取量が4倍にもなりますので、おすすめです。骨ごと食べられるので、小魚が苦手な方でも美味しく食べられると思います。

まとめ

f:id:kanri-eiyoshi-megu:20220311175343j:plain 骨つき鶏肉は、栄養的にもお味的にも、定期的に取っていきたい食材です。消化吸収もよく、多価不飽和脂肪酸を含むお肉なので、ダイエット中にもおすすめです。コラーゲンも含まれているので、栄養補給だけではなく美容の味方でもあります。ぜひ、ご自宅で試してみてくださいね。