長ネギは焼きでアンチエイジング効果2.5倍お得!

f:id:kanri-eiyoshi-megu:20220331165925j:plain こんにちは。管理栄養士めぐです☺︎今回は長ネギの栄養についてです。

長ネギの栄養価

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アリシン

アリシンはネギの白い部分に豊富に含まれていて、ネギの独特な辛味や臭いの元となります。また、糖の代謝を促し、体を動かすエネルギーを生み出すビタミンB₁と結びつき、その効果を持続させる働きがあります。その働きによって疲労回復の効果が期待できるんです。

βカロテン

ネギの青い部分に多く含まれています。体内でビタミンAに変換されて、皮膚や粘膜を保護するはたらきを持っています。こちらも、強い抗酸化作用を持っていて、アンチエイジングに重要な皮膚や髪などを健康に保つ効果があります。視力を維持する効果があるともいわれ、目の疲れやドライアイ予防にも良いとされています。

ネギオール

ネギの白い部分に多く含まれる特有の成分で、殺菌作用があり、菌やウイルスのはたらきを抑制する効果があるといわれています。発汗や解熱などの作用もあるので、風邪を引いたときには特に摂取したいですね。

フルクタン

長ネギの緑の部分に多く含まれる「フルクタン」は水溶性食物繊維の一種で、腸内環境を整えて免疫力を高めたり、善玉菌の増加や便量増加などの良い働きをしたりすると言われています。

ネギの栄養を逃がさないコツ

f:id:kanri-eiyoshi-megu:20220331165311j:plain お得に栄養をいただくには生より焼いたほうがいいんです。焼くことで甘みも、栄養価も2.5倍になり、一石二鳥なんです。さらに抗酸化力も加熱することで2.5倍にUPします。

加熱に弱い野菜が多い中で、珍しく加熱してこそ本領を発揮する食材なんです。

まとめ

f:id:kanri-eiyoshi-megu:20220331165908j:plain 生の長ネギには辛味がありますが、じっくりと焼くことで、ほくほくと甘く、とろりとジューシーになります。

もちろん生でも美味しいネギですが、美容や健康のためにも、ふだんのおかずにぜひ「焼きネギ」を取り入れてみて下さいね。

また長ネギの緑の部分は野菜スープのダシや、肉・魚などの臭み取りにもなります。緑の部分が苦手という方はそういった使い方でもいいと思います。

ぜひ試してみてください。