白菜は中心部分から食べたほうがめちゃくちゃお得!

こんにちは。管理栄養士めぐです☺︎今回は白菜の栄養についてです。

白菜の栄養

ビタミンC

ビタミンCは免疫力を向上させる働きがあり、風邪や病気に対する抵抗力を増してくれます。また、美容面ではメラニンの生成を抑えて日焼けを防いでくれる、コラーゲンの生成にかかせない栄養素でもあります。

カリウム

カリウムは余分な塩分や水分を体の外に排出する働きがあるため、むくみが気になる方に積極的に摂っていただきたい栄養素です。さらに、血圧を下げる効果も期待できます。

食物繊維

食物繊維は、水に溶けない不溶性食物繊維と水に溶ける水溶性食物繊維の2種類あり、白菜に多く含まれるのは不溶性食物繊維です。水を吸収し便の量を増やすことで腸を刺激し、便通を促す効果があります。一方、水溶性食物繊維は食品の水分を巻き込んでゲル化し、腸内環境を改善する働きもあります。

便は体の老廃物であり、溜まってしまうと肌荒れやお腹がぽっこりしてくるといった、見た目にも気なる症状が出てきてしまいます。健康でキレイになりたい方にとって、食物繊維は積極的に摂りたい栄養素です。

白菜の栄養を逃がさない食べ方

白菜は中心部から食べたほうがお得です。

中心にある芯の部分は生長点で、白菜は収穫されてからも成長しようと、中心に外側の葉の養分をどんどん送り続けます。外側から食べていると、栄養も旨味も抜けた部分から食べなければならず、栄養のある部分を腐らせてしまうことになります。

カットされている野菜を購入した場合は中心部から使い、1週間くらいで食べきるのが目安です。丸ごと1玉購入した場合は、生長点である芯の部分を三角に切り落としましょう。

購入時のポイント

1/2や1/4にカットされた白菜は、中心部が平らなものを選びます。盛り上がっているものは外側の養分が中心に送られている証拠なのでよくチェックしてみて下さい。

鍋や炒め物、漬物などにも大活躍の白菜ですが、自宅で調理、保管するときの工夫で栄養価をしっかり摂ることができるんです。せっかくならお得にいただいてくださいね。